家でも政治でもジェンダー平等!
“A woman’s place is in the house… And the senate”

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2019年7月の参院選!

選挙に行こう!

 

日本とアメリカをつなぐものは? ―女性蔑視の指導者と父権的な政治文化

アメリカ

「女の場所はhouse(家庭、下院の意味も)、そして上院だ」という言葉は、テネシー州の国会議員アンナ・ベル・クレメント・オブライエンの1976年の選挙活動でのスローガンでした。この言葉遊びで文頭におかれている「女の場所は家庭だ」という表現は、元はギリシャの悲劇詩人のアイスキュロスのものです。アイスキュロスは紀元前467年に『テーバイを攻める7人の将軍』の中で「女を家庭にいさせよ。そして彼女らの居場所を守らせよ」と書きました。

女性の権利とLGBQTIの権利はトランプ政権下で周到に侵害されつつあります。もうすぐアメリカで最高裁判所の新しい裁判官が任命されるのにともなって、女性のリプロダクティブ・ライツ(性や生殖に関する権利)は重大な局面に立たされています。この役職の新しい候補者はロー対ウェイド事件をくつがえす票を投じるだろうと予想されています。それによって中絶の権利が制限され中絶がしにくくなるうえに、女性の健康と性や生殖に関する権利に対する世論の見方にも影響します。アメリカ政府は、雇い主が健康保険プランに避妊をふくめなければいけないという要件を削減しました。またトランプ政権はLGBTQIコミュニティを保護する反差別法の廃止に着手していて、トランスジェンダーの人が軍に入隊するのを禁止しました。


日本

「家でも政治でもジェンダー平等!」は、英語のスローガン“A woman’s place is in the house… And the senate” の日本向け再解釈版です。

2017年の11月、熊本市議会の女性議員の緒方夕佳は生後7ヵ月の彼女の赤ちゃんを議席につれてきました。すぐに議長の澤田昌作が立ちはだかり赤ちゃんは強制的に議会から出されました。多くの女性が政治で、職場で、母親になったときに困難に直面します。それは日本で利用できる保育が足りないためです。安倍政権下で女性の権利はますます脅威にさらされています。圧政をしく自民党が日本国憲法の改憲を発案しており、そこにはジェンダーの平等を保証する24条の改訂も含まれているのです。改定案には「家族は社会の基礎的な単位である」や「家族は互いに助け合わなければならない」と主張する文言が入っています。これは女性の価値を家族の枠組みの中だけに限定し、LGBTQのコミュニティの自由と社会からの承認を奪おうとするものだと多くの人が考えています。

Photos: the exhibition Elana Mann: Instruments of Accountability at Pitzer College Art Galleries (September 29 – December 8, 2018).