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あきらめない!
選べる夫婦別姓!!
パートナーと同じ名前でも、別の名前でも、それぞれのカップルが自由に選べる社会って、素敵だと思いませんか?
世界で唯一、夫婦同姓と法律で決められている日本。
実際に、9割以上もの女性が夫の名前に改姓をしています。
夫婦同姓を望む夫婦もいる一方で、改姓が仕事の障害となったり、自分らしさが失われたと喪失感を感じる人も多くいるのが現状です。
国は、女性に社会進出と、結婚して子供を産むことを同時に推奨しているにもかかわらず、夫婦別姓も認められない現状で、果たして女性が活躍できる社会になるのでしょうか?
この問題は、実に30年もの間、多くの人が夫婦別姓の必要性を訴え、さらに、諸外国からも女性差別であるとの指摘をうけてきたにもかかわらず、放置されてきました。
2015年12月16日午後、最高裁判所は「選べる夫婦別姓(選択的夫婦別氏制)」を認めない現在の民法を容認する判決を出しました。この結果は、私たちの裁判所への信頼を大きく損なうものでした。今後は、国会で法改正を求めるしかありません。
「選べる夫婦別姓」とは、夫婦別姓を強制するわけではなく、夫婦同姓がいいカップルはそのままでよく、夫婦別姓がいいカップルは、夫婦別々の名字を名乗れるようにする、人々の選択肢を広げるための方法です。